Q&A

1. トンネル漏水対策として使用する場合に薄型パネル工法は曲線部にも適用できますか?

   パネルをトンネルの断面曲線に合わせて加工するので どんな断面にも適用できます。

   取付にはアンカーボルトを使用します。

2.トンネル履工コンクリートへの影響はありませんか?

   コンクリートカッターで3cm程度の切り込みを入れるので 影響を最小限にすることができます。

   他の線導水工法に比べて断面欠損は少なくできます。

 

3.水平部と縦方向の交差部はどうなりますか?

   交差部に見合った形状に薄型パネルを製作します。

 

4.薄型パネルの材質は何ですか?

   FRP(ガラス繊維強化プラスチック)を使って製作しています。

5.どんな形状のひび割れからの漏水にも対応できますか?

   薄型パネルの幅を広くすることによりどのような形状漏水にも対応できます。

6.トンネル内空断面への影響はないですか?

    壁面からの突出を最低3~30mmまでに抑えることができます。

 

 7.現場が漏水している状況でも施工できますか? 

    漏水をしている箇所の両側に 切り込みを入れる方法があるので、

    漏水があっても施工できます。

 

8. 工期は短縮できますか?

   施工法が簡便であるので他の線導水工法に比べて30%程度短縮できます。

    なお これは一般的な数字であり現場の状況により変わります。

 

9.工事費は安いですか?

   施工法がシンプルなので 工事費は他の線導水工法より 20~30%程度

   安くなります。なお これは現場の状況によって変わります。

 

10.設置後には内部の様子を観察できますか?

   半透明素材ですので目視で目詰まり等の 確認ができます。

 

11.トンネル内につららができたりすることはありませんか?

   外部に水の漏れない限り 凍結してつららになることはありません。

   坑口付近にできるつらら対策としては、 熱線を組み込んだ材料を使用することにより

   つららの発生を防止することができます。

 

12.トンネルの反射板としても利用できますか?

   表面に適切な塗装をすることにより、側溝を兼ねた反射板としても

   利用することができます。

13.トンネル以外の場所でも使用できますか?

   対象構造物に合わせた形状に加工して 使用することができます。

 

 

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